最終更新日: 2020/06/29 11:02 【書き方例あり】美術の鑑賞レポートって何を書くべき?まとめ方やポイントも紹介!
また、新たに興味が湧いたことも書き、次にどうしたいかもまとめてみましょう。「今回このような事がわかったので、次回はこれを調べたい」という熱意を書き、自分の気持ちをまとめてみてくださいね。
ピカソを調べることで、キュビズムという抽象的な美術の手法を知ることもできた。上手に描くだけが芸術ではないという表現の世界に興味を持ったため、今後は他の作家が描いたキュビズム作品について調べたい。
美術館編|美術レポートの書き方例文3選
①美術館へ行った出だしの例文

作品を書籍などで鑑賞したのではなく、実際に美術館へ行って鑑賞した際は、生で作品を見ることならではの内容をまとめましょう。出だし部分では、何故そこへ行ったのかを説明します。
例文のように、その美術館で自分が見たかった作品を展示しているからという書き方がおすすめです。その他にも、美術館の内装や扱うテーマが好きだったという理由もおすすめです。
今回私が東京都美術館での鑑賞を選んだ理由は、期間限定で「~」の展示をしていたからだ。以前から興味のあった「~」の作品を間近で見られるという事で、東京都美術館を選択した。
②美術館へ行った感想の例文

美術館へ行った時の感想は、書籍などで見るよりも更にリアルな意見が書けます。感想部分も、リアルに見たことならではの意見をまとめるのがおすすめです。
例文のように、実物を見る前に描いていた感想と、実際に見てからの感想はどう違ったか、比較しながら描いてみましょう。絵の具を重ねた質感など、実物ならではのポイントに注目するのもおすすめです。
東京都美術館では私が見たかった「~」の作品が展示されていた。予想していたものは静かで落ち着きのある色合いを使った作品という印象だったが、実物を見ると大胆な色使いで力強く描かれた作品のエネルギーを感じた。
③美術館へ行ったまとめの例文

最後に実際に美術館へ行ったことに対する、まとめ文で締めくくりましょう。感想部分と同じく、実物を見られたことならではの感想からまとめに繋げるのがおすすめです。
また、書籍やDVDで鑑賞するのと美術館で鑑賞することの違いや、メリットについてまとめるのもおすすめの手法です。次回はどこへ行きたいなど、次の希望も書いてまとめてみましょう!
今回東京都美術館へ行ったことで、以前から興味のあった作品を直接見ることができた。実物を目にすると、それまで抱いていた感想とは違う感想や、新たな発見を知ることができた。今後も美術館へ行き、本物の作品と直に触れて作品の細部を知りたい。
美術のレポートに関する書き方を覚えよう!
美術のレポートは初心者がいきなり書くとなると、難しく感じます。しかし、ポイントさえ押さえれば美術のレポートもまとめやすくなります。今回紹介した構成などの例をもとに、美術作品の鑑賞レポートを書き上げましょう!
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